印鑑は職人による手彫りが安心な3つの理由
これまで色々な情報を見てこられたなかで、「手彫り」「手仕上げ」などの表示があったと思います。
格安の印鑑の場合は、そのほとんどは機械で彫る「機械彫り」で作っています。
では手彫りはどうして安心なのか、その理由を3つ取り上げましょう。
耐久性がある
職人さんの手作業で彫る場合を手彫りといいますが、特にすべての工程を手作業で制作していることを「完全手彫り」と言います。
印面は文字と枠で構成されていますが、もし印影に枠がないとしたら印鑑には見えないでしょう。
ですから枠は印鑑として大事な要素と言えます。
何らかの衝撃や強い力を受けて印面が欠けてしまうことがありますが、多くは枠から欠けていきます。
ですから、手彫りの場合は枠の足元に「土手」が残るように彫るようにします。
例えば、印面の枠の幅が2ミリだとしたら、土手の幅は3〜4ミリくらいに太くします。
こうすると枠に力がかかっても足元が太いので簡単に欠けることはありません。
偽造されにくくなる
実印や銀行印としての印鑑なら世界で一つだけのもので、偽造されにくい必要があります。
手彫りの場合は、彫る前に職人さんが印面に手筆で字入れをします。
手書きですからまったく同じ文字を何度も書くことは普通できません。
そして彫刻も書き込んだ文字の輪郭をなぞるようにして印面を彫っていきます。
このとき多少の彫り具合の違いが起きるので、同じものは二度と作ることはできません。
機械彫りの場合は、コンピュータフォントを使うので、どの字体か分かれば簡単に同じものを作り出すことができるのと対照的です。
仕上がりに温かみがある
機械彫りは見た目きれいに出来上がりますが、手彫りにある温かみは感じられません。
手彫りの印面をじっくり見ると職人さんの心意気を感じますし、捺印した印影も味わい深いものです。
使う人のことを考えながら一刀一刀彫り上げた印鑑は、それだけでもとても価値があるのではないでしょうか。
手彫りは価格がやや高めで、納期はさらに何日か掛かりますが、印鑑は使い捨てるものではありませんから、安心の手彫りで長く使えて味わいのある逸品を手にしましょう。
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