実印の彫り直しについて
結婚や養子縁組などで名前が変わったときや、印面が破損してしまったときはそれまでの実印が使えなくなります。
法人でも会社名や屋号が変わるなら、会社の実印つまり代表者印は使えなくなります。
もとの実印を廃棄して、まったく新しく印鑑を作るのも良いでしょう。
彫り直してもらうという選択肢
しかし、高価な素材の印鑑ですと廃棄するのはもったいないですから、リフォームして活かすほうが良いと思われるでしょう。
とくに象牙や貴石などの場合は希少価値がたいへん高いので、是非とも彫り直して使い続けたい
彫り直しを請け負っている業者に依頼すると良いでしょう。
彫り直しのイメージ
彫り直しの方法は、既存の印面すべてがなくなるまで削って平らにしてから、新しい印面を彫り直します。
ですから、印鑑の長さはどうしても数ミリ短くなります。
費用は4000円から1万円位以上と様々です。
ものによっては新しく作るのと同じくらい費用がかかることになります。
保証サービスを活用する
最近では、印鑑を制作した業者の保証サービスとして、10年間は彫り直しを保証してくれるところも多くなってきました。
サービス内容は、もとの印影を再現するという業者が多いですが、なかには購入後1年間は別の印影に変更する無料サービスを提供している業者もあります。
希少な素材をお持ちなら長く使い続けられるように、彫り直しを念頭において無料の彫り直しサービスが付いている業者に、初めから注文するのも良いでしょう。
改印届をお忘れなく
忘れてはならないのが、実印の改印届を提出することです。
彫り直すということは、たとえ同じ文字と書体でも、全く同じに再現することはできません。
もとの印影ではなくなるわけですから、実印としての効力もなくなります。
印鑑をリフォームして引き続き実印として使いたい場合は、地元の自治体に廃止手続きと改印届を提出することを覚えておきましょう。
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