日本のお隣の国々の印鑑事情

日本のお隣の国々の印鑑事情

世界の中で印鑑登録の制度がある国はどこだと思われますか。

 

まず日本、そして、韓国、台湾だけです。

 

えっ、印鑑発祥の国、中国にはないの?と思われる人も多いと思います。

 

中国には印鑑登録の仕組みはない

確かに中国には公印、企業印はありますが、印鑑登録の制度はなく、一般の人たちが印鑑を使う機会はほとんど無く、サインで済ませるようです。

 

書画や絵画に作者の証として角印を押すことはよくあるようです。

 

また中国の印鑑ビジネスはほとんどお土産品としての需要だそうです。

 

日本のシンプルな印鑑に比べて中国のものはエンターテイメント性が強いといいますか、動物のイラスト、アルファベット、中国画が描かれていたりとバラエティのも富んでおり、お土産品として人気があります。

 

韓国は制度を廃止した

韓国では日韓併合後の1916年から制度として使用されてきましたが、身分証明書を代わりに使うことや電子認証をすることで、2009年から2014年にかけて印鑑登録制度を段階的に廃止することが決められました。

 

韓国では偽造印鑑の犯罪が相次いで印鑑を廃止しようという動きになったようです。

 

韓国の印鑑は漢字が読めない若者も多いことからハングルによるものが主流です。

 

印鑑のビジネスは大きく、日本よりも安く制作できるため韓国で印鑑をオーダーメイドし日本にお土産として持って帰る人も多いようです。

 

街にもハンコを彫る露店などもたくさんあるんだそうです。

 

台湾はフルネームの印鑑が普通

台湾では、現在でも印鑑登録制度があります。

 

日本とは異なる点として丸印ではなく角印がほとんどで、その理由は名字だけではなくフルネームで入れるためです。

 

台湾人のほとんどの名前が漢字2文字から3文字で、丸印だと収まりきれないため角印にするようです。

 

また台湾では夫婦別姓なので名字だけ彫った印鑑は配偶者が使うことができません。

 

台湾では「戸政事務所」というところがあり、印鑑登録は日本のように市区町村ではなくて国で管理されています。

 

オリジナル印鑑が豊富なのは日本

 

このように中国の文化の影響を受けた東アジアでは印鑑がよく使われますが、印鑑発祥の国、中国には印鑑登録の制度はなく、日本がかつて統治していた韓国、台湾で印鑑登録の制度があることを考えると、印鑑登録はまさに日本の文化ということができるかもしれません。

 

印鑑がまだまだ大活躍している日本ですが、オリジナルの印鑑をお手頃な価格で購入できたら便利ですよね。

 

今は印鑑もネットで買う時代です。

 

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