実印を注文するときの注意点
印鑑と実印は厳密には同じものではありません。
印鑑とはいわゆるハンコ全体のことで、その中に実印が含まれます。
前のページで説明しているように、実印というのは区市町村に印鑑登録された印鑑のことです。
登録するためには、その要件を満たしている必要がありますので注意してください。
サイズの規定
例えば、自治体の規定のサイズに収まっていることがあります。
一辺の長さが8o以上、25o以下の正方形に収まるサイズと定められています。
印鑑を自分で作る方もいますし、それもれっきとした印鑑として通用するでしょう。
しかし実印として登録するのであれば、規定サイズに合わせて作るようにしましょう。
既製品の三文判などの印鑑は、ほぼすべてがその規定に合わせて製造されていますから、特にサイズを気にする必要はありません。
また注文して印鑑を作る場合も、選べるサイズがその規定の範囲になっていますから、こちらも心配いりません。
素材は適切か
素材としては、ゴム印などの変形しやすいものや、スタンプ型のもの、シャチハタは登録できない自治体が多いですね。
丈夫な素材で出来た印鑑を準備しましょう。
オンラインの印鑑ショップで注文するときは、実印として作る前提になっていることが多いので、届いた印鑑が実印の要件を満たしていない、ということはほとんどありません。
注文するタイミング
オンラインショップで注文するタイミングについて注意しておきたいことがあります。
ショップの注文受付時間が業者によってけっこう異なることを覚えておきましょう。
12時までだったり16時までだったりと、締め切り時間に差があるのです。
もしナルハヤで欲しいときはこの数時間が大きいのではないでしょうか。
よく確認しましょう。
印鑑の種類によっては、即日出荷はできないものもあります。
つまり、素材や書体や仕上げ方など、選んだものによって長めの工程となる場合があります。
とくにネット注文するときは、人が直接の相手ではないので、表示されている情報をよく確認することが大事です。
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