印鑑の素材解説(金属)
印鑑素材の王様である「象牙」が手に入らなくなってきたこともあり、印鑑素材は丈夫さという利点から「金属」にシフトしてきています。
ここでは印鑑素材としての金属の種類についてご紹介します。
金属製の印鑑で最も人気があるチタン
見た目がよく、耐久性に優れた素材です。丈夫ですので、印面が欠けるようなことはまずありません。
印鑑では珍しく水洗いも可能です。
マットな質感の「ブラストチタン」、シックな黒色の「ブラックチタン」、光沢があり高級感あふれる「ゴールドチタン」、ミラー加工をして鮮やかな「シルバーチタン」、印鑑の持ち手にカーボンをあしらった「カーボンチタン」、光の反射によって色合いが変化する「プリズムチタン」など、様々なチタンが人気です。
価格は1本14000円からと安くはありませんが、一生モノの耐久性で大変人気があります。
持っているだけでステータスを感じる金銀
かつての歴史的な発掘である「金印」を思い出しますね。
金の印鑑は持っているだけでステータスですね。
金で印鑑を作ることももちろん可能です。値段は23万以上はします。
実印として使うのもなんだかもったいない感じです。
銀の印鑑も持っているだけでステータスです。
値段は6万円からです。
耐久性の高い新素材コバルトクロムモリブデン
コバルト(Co)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)の合金です。
強度、耐久性に優れた合金であり、医療器具としてもよく使われる新素材です。
値段は 1万5千円程度から入手できます。
高価で手が届かない?
さて金属製の印鑑を見てきましたがこれまで挙げたものはチタンを始めとして値段が1万円を超えるものばかりで「もっとリーズナブルな金属製印鑑はないの?」と思われる方もいることでしょう?
でも安心してください!
「メタル印鑑」というものがあります。
メタル印鑑はアルミニウムにマグネシウムを入れて強度を強化したAl-Mg系合金から出来ています。
カラフルな色合いも選べるのが特徴です。5000円位から購入が可能です。
ほかに安価な印鑑としてはプラスティック製、アクリル製などがあります。
これらは安価ですが、耐久性としては劣るので、認印として使うことをお勧めします。
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