法人印3点セット
会社を設立するのに必要な印鑑は何本でしょうか。
会社設立登記のために印鑑が必要ですので、その1本さえあれば問題ありません。
ですからそれ以外の印鑑を持つのは会社の自由、ということになります。
しかし実際にはセキュリティー上の観点から複数の印鑑で役割を分散させているのが現状です。
3点セットとは
印鑑通販サイトなどでよく見かける「法人印3点セット」とは何でしょうか？
「法人印3点セット」とは代表者印（実印）、銀行印、角印のことを指します。
認印、割印を加えて「4点セット」にする場合もあります。
さらにゴム印も含めてセット販売されているケースが良くあります。
絶対に必要な代表者印
代表者印は会社として法務局に法人登録するために必要なものです。
個人の印鑑登録した「実印」と同じように重要なものですので、会社の「実印」とも呼ばれます。
会社ですので個人よりも活動が幅広く、責任の範囲が大きくなるため、しっかりした素材で高品質なものを作成することが勧められます。
また管理・保管も慎重に行わければなりません。
法人銀行印もとても大切なものです。
個人の銀行印と役割的に変わることはありませんが、個人よりも責任の範囲が大きくなるため管理の徹底が必要です。
代表者印と銀行印を同一のものにすることもできますが、セキュリティー上、銀行印は代表者印と分けたほうが得策です。
普段は角印で済ませる
角印の役割は何でしょうか？
見積書や請求書など角印を見かける機会は多いと思います。
角印があると「正式なもの」というお墨付きのように見えますが、実は角印にはそれほど法的な効力はありません。
実印を押すほどの重要性がない見積書や請求書などに使われます。
割印で2つが同一のものと証明する
割印は、通常長方楕円形のものが多いのですが、割印専用のものが決まっているわけではありません。
相手に渡す書類、自社で保管する書類の２つの書類があって、同じ内容であることを証明するために両方の文書にまたがるように押して、印影を2つに割ります。
ゴム印は会社名、会社の住所、電話・FAX番号、代表者名などが入っており、契約書の署名欄などに使用できる便利な印鑑です。
このように会社を設立するのに必要な印鑑は1本ですが、それ以外の印鑑にもそれぞれに重要な役割があることがわかります。
ですから会社を設立するときには、オトクな「法人印3点セット」を購入するのがお勧めです。
「法人印3点セット」はオンラインショップで注文すると早くて安いというメリットがありますよ。
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