人気の印鑑素材
印鑑の素材として使われている種類は非常に多いので、どれを選んだらいいのか分からなくなるかもしれません。
ここでは、多くある種類の中でどの素材に人気があるのか厳選してご紹介します。
参考にしていただければと思います。
実印には
最も重要な要素は耐久性です。
契約書などの重要な文書に押印するために使われるので、長い年月がたった後で印影と印鑑を照合する場合があるからです。
耐久性に最も優れているのは、半永久的に変化しない金属素材です。
印鑑に使われる金属の中で最も人気があるのは、「チタン」です。
強度が高く軽量で手になじみやすいことから、実印としてよく選ばれる人気の素材です。
ただし金属の場合、手彫りで彫ることができないので必ず機械彫りになります。
一点物というよりは同様の印鑑が存在する可能性が残るという点にご注意ください。
銀行印には
銀行口座の登録のために届け出る銀行印は、重要度の高さは実印と同じでしょう。
資産のほとんどは金融機関に預けている方がほとんどですから、それを左右することができる銀行印は事実上のマスターキーと言えます。
実印の場合と同じく耐久性に優れている素材に人気あります。
チタンも人気が出てきていますが、昔から根強い人気があるのが「象牙」です。
男性なら
社会に出るようになったばかりの若い方には、スタイリッシュで耐久性も抜群の「チタン」は人気が高いです
朱肉のノリもよく、ビシッとクリアに押すことができてとても使いやすいです。
経験のある世代の方には、黒水牛が人気です。
重厚感がある黒で高級感がありますし、落ち着きのある雰囲気を持っています。
女性なら
女性らしいおしゃれでエレガントなものがよく似合うでしょう。
エレガントさの最上級といえば「象牙」がお勧めです。
さらに「彩樺」や「琥珀」も、模様や色彩が華やかなので女性に人気が高い素材ですね。
セカンドライフ世代には
第二の人生を歩み始めた生活に余裕のある世代の皆さんからは、香りのよい印鑑に人気があります。
芳香性が特徴の木材を使用した印鑑として「白檀」はよく選ばれています。
昔から日本人になじみのある素材で、扇子の骨や匂い袋の香料、またはお線香の材料として利用されてきました。
押印するたびに気品のある香りが漂う素晴らしい素材です。
伐採に制限があるので希少性がありとても価値の高い印鑑をつくることができます。
一般に人気のある素材をご紹介しましたが、ご自分のライフスタイルや目的に合った最適な素材を探してみましょう。
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