改姓したときの印鑑の扱い
結婚で印鑑が変わるかも
結婚して改姓する場合、印鑑はどうすればよいでしょうか。
まず、「婚姻届」そのものは結婚前の姓の印鑑で行わなければなりません。
「苗字」で登録していた印鑑は、結婚してからは使えなくなります。
ほとんどの市区町村では、婚姻届の提出により、印鑑登録は自動的に廃止になります。
もし「下の名前」で印鑑登録している場合はどうなるのでしょうか。
その場合、印鑑は結婚後もそのまま使うことができます。
フルネームでないと登録できない?
市区町村によっては、実印は「フルネームのみ」というところもあるようです。
そのような場合、結婚後姓が変わる場合は、実印の登録をし直す必要があります。
私が住んでいた7つほどの市区町村では、実印は「フルネームのみ」と言われたことがなかったので、一体どこの市区町村が求めているのか分かりませんでした。ネットで調べてみても、静岡県?神奈川県?という情報があるだけではっきりしませんでした。
いずれにしても実印は「フルネームのみ」と決められているのであれば従うしかないでしょう。
遠くに引っ越すなら必ず登録をし直して
結婚して引っ越すというケースが多いのですので、その場合いずれにしても印鑑登録は新しい市区町村で登録し直す必要があります。
印鑑登録は大切な公的書類ですので、結婚後忙しいとは思いますが速やかに変更届けをすることをお勧めします。
また印鑑の変更は銀行印の変更(銀行の数だけ)、保険印(銀行員と同じ場合が多い)なども含みますので色々と面倒ですが、預金を下ろせない、保険金をもらえない、という不測の事態を避けるため滞りなく行いましょう。
改姓後もしばらく保管しておきましょう
改姓前に作った印鑑は、改姓後には捨ててしまって構わないのでしょうか?
いいえ。新しい印鑑登録するときや、銀行印の変更をするときに以前の印鑑が必要になりますので、すぐに捨ててしまわないようにしましょう。
すべての手続が終わった後、旧印鑑は破棄できますが、念のため印面をしっかり削って印影がわからないようにして処分するのが賢明です。
そのような処理は街の印鑑屋さんでやってもらうことができます。
中には思い出のある印鑑をそのように削って処分してしまうことに抵抗がある人たちもおり、そのような人たちのために印鑑供養のサービスもあります。
手軽に作れるネット通販の印鑑
結婚後に改姓する人は今でも女性の方が多いかと思います。
結婚を機に印鑑を新たに作成する場合、通販でお手軽に印鑑を作成する方法があります。
注文は簡単ですが、印鑑は本格的のものを手に入れることができます。
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